
みなさま、年の瀬をいかがお過ごしですか?
そろそろ、おせち料理はどうしようなんて考えている方もいらっしゃると思います。
宮廷料理を食べたことがありますか?とても手が込んだお料理で、見た目もきれいでとても美味しいですよね。(^^)
おせち料理にも良いので、特別にご紹介いたします。
神仙炉(シンソンロ)は、口が喜ぶ鍋とも呼ばれ、食材と薬味が完全に揃ったときにだけ作られた宮廷料理です。
とはいっても、日本で揃わない材料もありますので似たものでアレンジしてみてください。
上の写真は、10種の食材を3cm×7〜8cm(鍋の大きさにあわせてください)に切ったものを4枚ずつ用意して、きれいに並べたところです。
この上からだし汁を入れるのですが、入れる前の状態です
【材料】 ・牛胸肉150g・牛ミノ150g・牛ランプ肉150g・牛センマイ50g
・牛背筋150g(白身魚の白子でも可)
・大根100g・豆腐30g・魚の白身(鯛でも何でも可)50g
・セリ50g(三つ葉でも可)・卵4個・イワタケ5個(キクラゲでも可)
・干ししいたけ2個・赤唐辛子(赤ピーマンで可)2個・ギンナン12個
・松の実小さじ1・ニンジン50g
【調味料】 ・塩・白コショウ・黒コショウ・薄口しょうゆ・サラダ油・小麦粉・肉の煮汁
【肉とスープの薬味】 ・白ねぎのみじん切り小さじ2・ニンニクのみじん切り小さじ1
・薄口しょうゆ大さじ1・ゴマ油小さじ1・コショウ少々
【肉団子の薬味】 ・白ネギのみじん切り小さじ1・ニンニクのみじん切り小さじ1/2・塩小さじ1/2
・ゴマ油小さじ1/2・コショウ少々
【作り方】 1. 牛胸肉は、ブロックのまま冷水で洗いたっぷりのお湯で煮る。
後から、ニンジン50gと大根100gを入れて一緒に煮る。
2. 牛ミノは、厚い部分を選び、沸騰したお湯をくぐらせてから、
黒い膜を包丁などで掻きだしてきれいにし、牛胸肉とは別の
鍋で煮る。
3. 牛ランプ肉は、100gと50gに分けて、100gの方は、
薄切りにして
【肉とスープの薬味】で和える。(
【肉とスープの薬味】は、
あとで、煮た牛胸肉にも使います。)
4. 牛ランプ肉50gの方は、みじん切りにして、つぶして、クッキングペーパ
ー等でよく水気を切った豆腐と混ぜ、
【肉団子の薬味】で和え、直径
12mmの肉団子を作る。(上の写真を参考にしてくださいネ)
小麦粉をつけ、溶き卵に浸して、転がしながら焼く。
5. 10種の短冊を作る。
� 黒い短冊
イワタケ(キクラゲ)を茹でて手でもみ、内側の皮をきれいに取り除き
細かく刻む。
卵3個を白身と黄身に分けて、塩を加えてよくかき混ぜる。
白身は半分に分け、一つは刻んだイワタケを混ぜて、
黒い薄焼き卵を作る。
� 白い短冊
白身の半分は、白身だけで、白い薄焼き卵を作る。
� 黄色い短冊
黄身も、黄身だけで黄色い薄焼き卵を作る。
� 緑の短冊
セリ(三つ葉の茎)は、葉を取って茎を同じ長さに揃え、まな板に
乗せてすりこぎ棒などで平たくする。
あとで短冊状に切れるように考えて、茎を爪楊枝で串刺しにしていく。
両面に小麦粉をまんべんなくつけて、溶いた卵に浸してから
フライパンで押し付けるように焼く。
� きつね色の短冊
白身魚は、塩と白コショウをかけて、小麦粉を薄くつけた後、
溶き卵に浸して両面をきつね色に焼く。
� 灰色の短冊
牛センマイは、塩でもんでよく洗って、包丁でところどころ切れ目を
入れて、黒コショウをふり、小麦粉をつけたあと、溶き卵
にくぐらせフライパンで焼く。
� 茶色の短冊
干ししいたけは水で戻してぎゅっと絞って水気を切る。
しょうゆとゴマ油につける。
� 牛背筋の短冊
牛背筋(白身魚の白子で代用可)は、2枚1組にして、
小麦粉を薄くつけた後、溶き卵にくぐらせてフライパンで焼く。
� 赤い短冊
赤唐辛子(赤ピーマン)
� オレンジの短冊
1.で煮たニンジン
以上の10種の下ごしらえが出来たら、幅3cm、長さは鍋に合わせて、
同じ大きさのものを4枚ずつ作ってください。
6. くるみ・ぎんなん・松の実の下ごしらえ
くるみは、さっとお湯をくぐらせて、皮をむく。
ぎんなんは、油を引いて熱したフライパンで炒めて、すぐに乾いた布か
ペーパーでもんで皮をむく。
松の実は、へそをとっておく。

7. 神仙鍋(シンソンロ)に盛る
普通の家庭には、写真のような鍋はありませんので、土鍋などで
代用してください。
はじめ、煮込んだ牛胸肉と牛ミノと大根を【肉とスープの薬味】
で和えて、神仙鍋の底に敷く。その上に、3.で薄切りにして
味付けしたランプ肉を均等に乗せる。
その上に10種の短冊を、色のメリハリがつくように並べていく
(写真を参考に)
最後に、肉団子、クルミ、ギンナン、松の実を乗せる。
1.で牛胸肉を煮たスープを、薄口しょうゆと塩で味をととのえて、
鍋の中にしずかに注ぐ。
神仙鍋の煙突の中に、炭を入れて火をおこす。火が入った状態で
お膳に出す。
どうですか?大変だけど、短冊がきれいなので、
親子で楽しみながら作っても楽しいですよ♪